上司と打ち合わせをし、業務指示を受けて内容も理解できたと思っていたが、いざやってみるどうすればいいかわからない。
とりあえずやってみて、報告すると相手から「俺の伝えた内容を理解していない」「全然違う」と言われた。
そんな相手と認識のずれが何回もおこっていませんか?
自分もよく言われており、悩んでいました。
いろいろと悩んだ結果、ある2つのことを意識することですれ違いが起こる機会が減りました
その二つとは
1:相手の話した内容、指示を具体的に映像としてイメージする
2:自分のイメージした内容を伝える
今回はなぜこの二つが重要かについて説明をしていきたいと思います。
1:話した内容を映像としてイメージする重要性
話した内容を映像としてイメージするのが重要な理由は、具体的にイメージできなければ話の内容を本当に理解したことにならないからです。
これは自分の経験の中で、すれ違いが起きやすい時と起きにくい時で下記のような共通点がありました。
すれ違いが起きやすい場合:内容、指示は把握できたが、次の行動も含めイメージできない
すれ違いが起きにくい場合:内容、指示の把握ができ、次の行動も含めイメージできる
つまり、人が話を理解するには下記4つのステップが必要だということです。
STEP1:話を聞く
STEP2:言葉の意味を理解する
STEP3:内容を把握する
STEP4:把握した内容を具体的に映像としてイメージする
通常はSTEP3終わりがちですが、STEP4を行って初めて理解したことになります。
逆にイメージができなかったところが自分が理解できていないところになるので、相手にどこが理解できていないか伝えやすくもなります。
そのため具体的に映像としてイメージすることは重要です。
2:イメージした内容を相手に伝えることの重要性
イメージした内容を相手に伝えることが重要な理由は、自分のイメージと相手のイメージがズレていたら相手の伝えたい内容、指示を理解したとは言えないから
例えば、
資料を手伝ってほしいからグラフ作ってと言われ、自分は円グラフと思ったので円グラフで作った。
できたものを見せると、相手は棒グラフをイメージしており、作り直しが発生した。
これは、結局イメージはできているが、相手とのイメージとズレがあるため、認識のずれが発生しています。
ここでは、グラフは円グラフでいいですか?など自分のイメージを伝えることで相手とのズレを事前に修正することで、認識のずれを少なくできます。
もし、言葉で説明できないなら簡単な絵を書いてみても構いません。
とにかく自分が理解したときのイメージを相手に伝えるようにしましょう。
まとめ
今回は
・相手との認識のずれをできるだけなくす方法とその重要性
について書いてきました。
・相手の話した内容、指示を具体的に映像としてイメージする
・イメージした内容を相手に伝える
・具体的にイメージできて初めて理解したと言えるから
・自分のイメージと相手イメージにずれがないか確認するため
私は、上記2点を意識するだけですれ違いを少なくすることができました。
相手との認識のずれで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。