自分はよく「失敗」をするのですが、やっぱり失敗はできればしたくないですよね。
周りに迷惑かけるし、失敗してしまった自分に嫌気が指したり。
自分も失敗が怖く動けないなんて状態に陥ることがよくありました。
ただ、最近になり「失敗に対する考え方」が変化してきたなと思います。
そのおかげで
・失敗を引きずる時間が少なくなった
・以前より、いろんなことにチャレンジするようになった
など、私生活や仕事が良い方向に向かっていると感じます。
そこで今回は「失敗が怖い」について以下の3つについて説明をしたいと思います。
失敗を恐れてしまう理由
成功の裏には数多くの失敗がある
「失敗が怖い」を乗り越える方法
失敗が怖い、失敗したくなくて行動を起こせないという方は是非参考にしてみてください。
「本当にやりたいと思っていること」に向かって動き出すことができると思います。
失敗を恐れてしまう理由
失敗が怖いと感じるのは3つの心理的な原因があります。
・「失敗=悪い」と言う認識がある
・周りから責められる
・損をしたくない
「失敗=悪い」という認識がある
1つ目は「失敗=悪い」と言う認識があるからです。
小さい頃も大人になった今も、失敗すれば怒られ、非難される環境が多くあります。
そのため、失敗することは悪いことであり、怒られるのが怖くなってしまいます。
例えば
・テストで点数が悪かったから親に怒られる
・部活の試合でミスをしたから監督やコーチから怒られる
・営業で契約が取れなかったから上司に怒られる
このように感じてしまうことが失敗=悪いと感じている良い例です。
本当に大事なのはそれらを分析して改善することです。
しかし、このように頭ごなしに怒られた経験が失敗を恐れてしまう原因になります。
周りから責められる
2つ目は周りから責められるからです。
失敗をすると失敗した人が悪で自分が正義だと言わんばかりに責めてくる人がいます。
そのような人から責められた経験により「失敗をするとひどい目に合う」という心理が生まれ、恐れるようになります。
・なんでこんなテストでいい点数が取れないの?
・お前のせいでチームが負けた。どうしてくれる。
・契約取れないとか使えないやつだな。何のためにいるの?
このような言葉はまさしく、相手を責める行為です。
失敗を正しく活用すれば
「どの科目が点数取れていないのか?暗記科目が苦手なのか?」
「チームの戦術としてはどうだったのか?個人としての課題は何か?」
「相手のニーズにどこがマッチしてないのか?自分たちが弱いところは?」
など原因を探り対策を講じることができます。
これらを見て気づく人もいるかと思いますが、失敗の原因を探り改善する行為と責める行為は無関係です。
にもかかわらず、相手を激しく責める人は多く、責められた経験から失敗が恐ろしくなり行動するのをやめてしまいます。
損をしたくない
3つ目は損をしたくないと思っているからです。
失敗すると多かれ少なかれ損をします。
例えば
あれだけ勉強したのに成績上がらなかった
誰よりも練習したのに上手にならない
お金払ってプレゼンや話し方のセミナーに行ったのに、商品が売れなかった
損をしたくない気持ちはわかります。
ただ残念ながら絶対に失敗しないことは、どんなに準備をしようが努力しようがやってきません。
「100%失敗しない方法」なんて都合のいいものは、世の中に存在しないことを認識する必要があります。
成功の裏には数多くの失敗がある
成功の裏には数多くの失敗があります。
偉大な成功を収めた人でも数多くの失敗を経験しています。
・イチローの4,000本安打の裏には、8,000回の凡打あった
・エジソンは電球を発明するのに、20,000回の失敗があった
・10回もの得点王に輝いたマイケル・ジョーダンは、9,000回シュートを外し、300回も試合に負けた
すごい功績を残した人ですら、多くの失敗をしています。
結局、成功するためには失敗は必要であり、失敗自体が問題ではありません。
失敗から何も学ばないことこそが本当の失敗と言えます。
「失敗が怖い」を乗り越える方法
では「失敗が怖い」を乗り越えるためにはどんなことをすればいいのでしょうか?
ここでは「失敗が怖い」を乗り越える方法を3つ紹介します。
「失敗=悪い」ではないことを認識する
1つめは失敗は決して悪いことではないと認識することです。
先ほど述べた通り、失敗が怖いと思う理由は主に心理的な要因が大きいです。
ただし、どんな偉大な人も失敗を繰り返すなかで、改善を進めていき成功を収めています。
つまり、失敗は別に悪いことではありません。
そのことをまず認識することから始めましょう。
失敗は悪いことではありません。
「あんな偉大な人も失敗するのだから、自分が失敗するのもあたりまえ」
「失敗を繰り返したから成功したんだ」
くらいの軽い気持ちで捉えましょう。
失敗を学ぶ機会ととらえる
2つ目は失敗は学ぶ機会と捉えることです。
確かに失敗は悪いことではありません。
ただし、失敗から学ぶことをしなければその失敗は無意味なものになります。
失敗を学びの機会と捉え、原因を探り改善をしていくことが大事です。
失敗したときには
・なぜ失敗したのか?
・どんな改善があるのだろうか?
など失敗から学び改善をするようにしましょう。
小さな挑戦と小さな失敗を繰り返す
3つ目は小さな挑戦と小さな失敗を繰り返すことです。
小さな挑戦と小さな失敗を繰り返すことで失敗に対する抵抗を少なくすることができます。
例えば
毎日6時に起きる
1か月で1㎏体重を落とす
など小さな目標を立てチャレンジしてみましょう。
そして失敗したときに何が原因か考え改善をしてみてください。
目標が達成されるたび、失敗の価値と重要性を実感していき、失敗に対するハードルが下がっていくことが実感できると思います。
ちょっと頑張れば手が届きそうな小さな目標を設定しましょう
大きい目標だと、いつまでも達成されず、つらくてやめてしまいます。
大事なのは
「挑戦⇒失敗⇒原因究明、改善実施⇒再挑戦」を繰り返すことで
「目標が達成できるんだ」という経験を多く積むことです。
まとめ
今回は「失敗が怖い」と感じることについて説明をしました。
失敗を恐れてしまう理由
成功の裏には数多くの失敗がある
失敗が怖いを克服する方法3選
・「失敗=悪い」という認識がある
・周りから責められる
・損をしたくない
偉大な成功者も数えきれない失敗をしています。
失敗を繰り返し、失敗から学ぶことで成功しています。
・「失敗=悪い」ではないことを認識する
・失敗を学ぶ機会と考える
・小さな挑戦、小さな失敗を繰り返す。
失敗を恐れるのはある意味人間の本能かもしれません。
しかし、失敗は成長、成功するためには不可欠なものです。
自分もこれからたくさんの失敗を繰り返しながら学び成長していきたいと思います。