仕事でのちょっとした工夫

「ありがとう」は人間関係もよくする魔法の言葉!
自分が感じる感謝やポジティブな言葉のすごい効果とは?

最近になって、「ありがとう」という言葉の効果は予想以上にすごいなぁと感じます。

特にすごいと思うのは人間関係についてです。

自分は仕事ができるほうではなく、ミスはするし、迷惑をかけてしまうことは多々あります。

それでも周囲の人は友好的に話しかけてくれたり、

「なんかあったら連絡して。協力するから。」

と言ってくれます。

これも感謝を伝えているおかげかなと感じています。

私は、できるだけお礼や感謝の言葉を言うように心がけています

例えば

電話をもらったとき

⇒「わざわざ、連絡ありがとうございます。」

仕事を手伝ってもらったとき

⇒「手伝っていただいたおかげで助かりました。ありがとうございます。」

間違ってたことを指摘されたとき

⇒「自分では気づきませんでした。教えてくれてありがとうございます。」

このように、できるだけ感謝の言葉やポジティブな言葉を口にするようにしており、ようやく習慣化してきました。

そして改めて、感謝の言葉の効果はすごいなと実感しています。

最近読んだ【感謝の習慣】と言う本でも『感謝には人生を変えるだけの大きな力がある』ということが書かれていました。

そこで今回は「感謝すること」について、自分の体験を踏まえ、説明をしていきたいと思います。

感謝の効果や恩恵について知りたい、職場や家族と良い関係を築きたい人などは是非参考にしてみてください。

感謝がもたらす恩恵とは?

感謝やポジティブな感情は様々な研究で心身によいという結果が出ています。

例えば、イリノイ大学の研究では感謝やポジティブな感情が多く、幸福感を持っている人は、そうでない人に比べて長生きという結果が出ています。

また、カルフォルニア大学や南カルフォルニア大学の研究によると、身の回りのことに感謝することで、心臓や脳の機能が向上するという研究が出ています。

このように感謝やポジティブな感情によって多くの恩恵がもたらされるという事実は、研究や実験によって証明されています。

感謝やポジティブな感情の恩恵には次のようなものがあります。

感謝の恩恵

・人間関係がよくなる

・幸福度が上がる

・長生きする

・熟睡できる

病気になりにくい

・免疫力がアップする

感謝にはなぜこのような恩恵があるのか?

なぜこのような効果があるのでしょうか?

人が感謝したりポジティブな気持ちになったとき、脳内にドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンという物質が分泌されます

これらは別名「幸せホルモン」と呼ばれることもあり、これらの効果で様々な恩恵を得ることができます。

幸せホルモンの効果を簡単にまとめると次の通りです。

幸せホルモンの効果

ドーパミン:やる気を引き出す

セロトニン:精神を安定させる(リラックスさせる)

オキシトシン:癒しを与える

エンドルフィン:気分を高揚させる

自分が感じた感謝の恩恵は?

自分が感謝の恩恵を強く感じるのは、人間関係においてです。

そこで、自分が感じた人間関係における恩恵を紹介したいと思います。

友好的な人が増える

1つ目は友好的な人が増えるということです。

感謝における人間関係の恩恵については、この「友好的な人が増える」がすべての根底にあるのかなと感じています。

周りをみても感謝を口にする人や、ポジティブで前向きな人を友好的に思う人が多いと感じます。

逆に、よく批判や否定を口にし、ネガティブなことばかり言う人は、周りからも敵対心を向けられている人が多いです。

先ほど述べた通り、自分はできるだけお礼を言うようにしています。

そのおかげか会社で知っている人とすれ違うと気さくに話しかけてくれたり、いろいろなことを教えてくれたりします。

このように周りが友好的に接してくれるのは感謝のおかげかなと思います。

周囲の協力を得やすい

2つ目は周囲の協力を得やすいということです。

こちらは友好的な人が増えた結果、得られる恩恵かなと思います。

この恩恵を特に実感するのは、急なお願いをするときです。

無茶なお願いをしないといけないときがあるのですが、

「大変だけどいいよ。やるわ。」

「やれるだけやってみる。」

「全部は無理だけどここまでならできる。」

など基本的に協力的な言葉をもらえます

もちろんどうしても無理な場合は断られますが、できる限りの協力をしてくれます

むしろ

「なんかあったら連絡して。協力するから」

と声をかけてくれる人もいます。

これも感謝の言葉を口にするおかげかなと思う瞬間です。

感謝の習慣を身に着ける方法3選

感謝の恩恵があることは理解できましたが、このような感謝の習慣を身に着けるためにできることはどうすればいいのでしょうか?

ここでは自分が実施していることを含め3つ紹介したいと思います。

相手にお礼を言う

1つ目は相手にお礼を言うことです。

これは自分が実践しており、特に大事にしているところです。

はじめは恥ずかしく、意識しないと言えないかもしれませんが、徐々に抵抗なく言えるようになります。

例えば冒頭で紹介した

「わざわざ連絡してくれてありがとう。」

「手伝ってくれて、ありがとうございます。」

などは言える場面はたくさんあると思います。

家族や友人、職場の人、パートナーに何かしてもらったときはもちろん、普段の行いなどにも感謝を伝えてみてください。

相手を褒める

2つ目は相手を褒めることです。

これは自分が最近意識し始めたことです。

相手を褒めるためには相手の長所に目を向け、認識する必要があります。

相手の短所に目を向けていては、相手に対して敬意を持てず、相手への感謝も生まれません。

感謝の心を養うためにも、相手の良い部分に目を向け、褒めてみましょう

例えば

「あなたの○○なところがすごいと思う」

「あなたの○○なところを尊敬している」

と伝えてみてください。

そうしていくことで信頼関係とともに相手への敬意が生まれ、感謝の習慣が身についてきます。

ポジティブな日記を書く

3つ目はポジティブな日記を書くことです。

先ほど述べた通り、物事の短所や悪い部分にばかり目が向いていては、感謝の心は生まれにくいです。

ポジティブな日記を書くことでできるだけ相手や物事の良い部分に目を向けれるようになります。

例えば、

「同僚に感謝された。」

「おいしいものを食べることができた」

「今日はミスをしたけど、同じミスを繰り返さないように○○をしてみよう。」

などポジティブで前向きな日記を書くようにしましょう。

また日記を書くときに、自分に対して思いやりを持った内容も入れてください。

「困っている人を手助けした」

「今日はキツかったけど、頑張って会社(学校)に行った」

なんでも構いません。

相手に感謝し、思いやりを持つため、自分自身にも思いやりが持てるようにしましょう。

まとめ

今回は感謝について自分の経験を含め、説明しました。

1:感謝がもたらす恩恵とは?

2:感謝にはなぜこのような恩恵があるのか?

3:自分が感じた感謝の恩恵は?

4:感謝の習慣を身に着ける方法3選

5:まとめ

感謝がもたらす恩恵とは?

感謝には様々な良い効果があり、例として以下のようなものがある。

 ・人間関係がよくなる

 ・幸福度が上がる

 ・長生きする

 ・熟睡できる

 ・病気になりにくい

 ・免疫力がアップする

感謝にはなぜこのような恩恵があるのか?

幸せホルモン」と言われる4つの物質が分泌されるから

 ・ドーパミン:やる気を引き出す

 ・セロトニン:精神を安定させる(リラックスさせる)

 ・オキシトシン:癒しを与える

 ・エンドルフィン:気分を高揚させる

自分が感じた感謝の恩恵は?

特に恩恵を感じるのは人間関係であり、次の2つ

 ・友好的な人が増える

 ・周囲の協力を得やすい

感謝の習慣を身に着ける方法3選

・お礼を言う

・相手を褒める

・ポジティブな日記を書く

感謝やポジティブな感情は心身に対して多くの良い効果をもたらしてくれます。

感謝の習慣を身に着けて様々な恩恵を受け取ってみてはいかがでしょうか?

【感謝の習慣】には、ほかにも多くの恩恵などが書かれています。

気になる人は是非読んでみてください。

参考

『GRATITUDE 毎日を好転させる感謝の習慣』 スコットアラン著

『学びを結果に変える アウトプット大全』P106-107 樺沢紫苑著

STUDY HACKER| 幸せホルモンは4つある! 効果&出し方を知って笑顔になろう(2023/4/12取得)

e-ヘルスネット|セロトニン(2023/4/12取得)

e-ヘルスネット|β-エンドルフィン(2023/4/12取得)

医療法人社団福寿会|オキシトシン(2023/4/12取得)