エッセイ

春の足音が聞こえるこの頃
季節を感じてふと思う、自分らしく生きること

春の足音

ここ数日で梅が咲いているのが目立つようになりました。

気温も高くなっており、梅が咲いてくると春が近づいてきているなと感じますね。

今週末、登山に合わせて梅を見に行こうかと思っています。

週末まで咲いてくれてたらいいのですが。。。

ここ数年でやっと季節を感じれるようになったなと実感してます。

季節に疎くなった社会人生活

社会人になってからは季節に疎くなっていました。

大学生の時は時間があるので、その季節ごとにいろんなところに出かけていました。

春:桜、菜の花、つつじ、藤

夏:アジサイ、花火大会、ひまわり

秋:コスモス、紅葉

冬:イルミネーション

こんな感じで、その時々でしか見れないものを見に行っていました。

しかも1年で行けるところは限られています。

次の年には違う場所へ行き、飽きることなく、季節を感じていました。

ただ、社会人になると、休日出勤があったり、休日は疲れて寝てしまったりと日々の仕事に忙殺されてました。

気が付けば季節が過ぎており、寂しい気持ちになっていました。

変わり始めたのはこの2~3年

きっかけは2019年。

精神的にギリギリまで追い詰められながらも、なんとか大きな仕事を終えた後です。

今はいませんが、当時の上司から毎日2時間以上説教を受けており、休日もほとんどありませんでした。

そして、終えたころには1年経っており、振り返ったときになんか愕然としたんですよね。。。

もちろん、このつらかった1年が無駄とは思っていません。

その1年で仕事についてはだいぶ成長できました。

しかし、言葉にするのは難しいですが、むなしい思いが溢れてきました。。

頑張ったのにぽっかりと穴が開いた、自分が自分でないような感覚。

この1年、感情が欠落したような、自分の中に何も残っていないような感覚。。

それに気づいたとき「なんだったんだろう、この1年」と感じました。

そこから

「自分の人生だしできるだけ自分らしく生きたい」

と思うようになり、できる範囲で自分の興味あることをするようにしました。

例えば、

・手放してたバイクを買い、ツーリングをする

・キャンプを始める

・旅行に行くようにする

・流星群を見に行く

そして、21年の10月には登山を始めました。

おかげで、前よりも季節を感じれるような日々を送り、自分の中に何も残っていないような感覚は無くなってきています。

結局は自分の人生

結局のところ自分の人生なので「自分がどうしたいのか?」ということが大事なのかな、と最近思っています。

自分は

「自分のできる範囲で自分らしく生きる」

これを大事にしたいと思っています。

そのために

「毎年、小さなことでも興味あることにチャレンジする」

これを特に意識しています。

やっぱり、同じことの繰り返しになる単調な日々はつまらないと感じるので。

このブログも新しいチャレンジの一環です。

自分が自分らしく生きるために、どんなに年をとっても新しいことにチャレンジする人間でありたいですね。